保険 返戻率と利回りの違いと計算方法

なんで保険って利回りで表示してくれないのー!!

学資保険や年金保険で使われる「返戻率」(読み方:へんれいりつ、別名:戻り率)。
銀行預金等でよく聞く「利回り」とは異なるものなので注意が必要です。
今回は、返戻率を利回りに直す計算方法を伝授します。
学資保険や年金保険を検討する時に役立つのでご活用ください🏋️

利回りと返戻率の違い

利回り(年利回り)とは、投資した金額に対する年間収益の割合が定義となっており、元本に対してどれだけ増えたかを指し示す割合のことです。

返戻率(戻り率)とは、支払った保険料に対して、どれだけの保険金が受け取れるかの割合のことを言います。
返戻率(戻り率)が100%を超えると、支払った保険料よりも多く保険金(または解約返戻金)を受け取れることになります。
このように「返戻率」と「利回り」は、全く別々のものです。

要チェック! 計算式

保険の利回りを計算するには、下記の計算式だ!!
収益額÷投資金額÷投資年数×100
ここでいう収益額とは、保険における保険金の総額から、支払った保険料の総額を差し引いた金額のこととなります。
投資金額とは、支払った保険料の総額のことを指し示しています。
特に収益額のところで、満期保険金をそのまま当てはめてしまうとかなり間違った計算となってしまうので注意が必要です。

実際に計算してみましょう

実際に私が加入している個人年金で利回り計算してみます。ドキドキ🙄
ちなみに返戻率は122%ですぞ! なんか増えそう😍


年金(保険金)合計3,542,000円 保険料2,900,000円 支払期間29年 返戻率122%
収益額 3,542,000ー2,900,000=642,000円
642,000÷2,900,000÷29×100=0.76%


年末控除の年金枠を狙った加入でしたが、計算するとイマイチな利率ですね・・・😪
当時はまだまだマネリテが低かった・・・

(気を取り直して😅)保険の利回りを計算できるようになれば、他の金融商品と比較が出来るようになります!!ぜひ計算方法をマスターして下さい👍✨